パック・マロンの真菌騒動(マロン丸刈り)

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マロンちゃん リビングのカーペットを畳にしたら気に入ってびろ~ん
マロンちゃん リビングのカーペットを畳にしたら気に入ってびろ~ん

こんにちは、nekonobiです。
今日は我が家のニャンコ達が真菌にかかった時のことをお話しします。真菌はカビの一種で、人にもにニャンコにも感染する感染症です。ある日、パックちゃんの顔の周りにハゲている部分をいくつか発見したのが始まりです。

なんだろう?怪我でもしたのかと思っていました。近所の獣医さんにお話しすると診てみましょうというので、パックちゃんとマロンちゃんを連れて動物病院へ行きました。検査の結果は、先生から真菌ですねと言われ軟膏を処方してもらいました。

そして・・・。

1)真菌は感染する

念のためマロンちゃんは・・と診てもらうと、全身に瘡蓋とハゲている箇所がありびっくり毛が長いので見た目はわからなかったのですが、どうやらパックちゃんが感染して、その口でマロンちゃんにじゃれついていたせいで、マロンちゃんは噛まれた部分がどんどん感染ということのようです。

毛が長いのでどこが感染しているのかわかりづらいので、真菌に効くシャンプー(人用で薄めて使うとのこと)を出してもらい、自宅でシャンプーの毎日になりました。冬場だったので、毎日お風呂に入れてドライヤーで乾かすのですが、ドライヤーの音を嫌うので、布団乾燥機を使い長いホースで温風をだして乾かすという工夫をしていました。(それでも長時間拘束されるのは嫌みたいで、毎日が格闘状態でした。)

布団乾燥機のホースを伸ばして、音を小さくして・・

2)患部をしっかり見つける必要がある

真菌は、患部から他の場所にも感染が広がります。かかったら、広がらないように患部を把握することと、舐めなて広げないようにする必要があります。なのでマロンちゃんは真菌にきくシャンプーで、毎日お風呂に入る日が続きました。これではマロンちゃんのストレスも高いと思い、可哀そうでしたが思い切って全身丸刈りにすることにしました。(ソマリって毛がゴージャスでふわふわなのが魅力の一つなのですが、治療のためと決断しました。)

尻尾以外丸刈りになったマロンちゃんには哀しくなりましたが、早く治してあげたかったので、あれで良かったと思います。丸刈りにしたことで、感染している箇所がハッキリわかるようになったので軟膏も塗りやすく、シャンプーしてもすぐ乾かせるので、マロンちゃんの負担も減ったと思います。冬場で寒いのと感染箇所を舐めて拡散しないようにタートルネックの洋服を着せて過ごさせました。

マロンちゃん 丸刈りに・・。
寒いのでタートルネックの洋服を着せて。結構かわいい。。

3)その他にやったこと

そして格闘すること1か月半くらいで、やっとすべての瘡蓋とハゲが治ってきました。それから毛が伸びて元に戻るまで半年以上かかるという長い時間の戦いになりました。真菌の治療には軟膏やシャンプーの他にも抗菌水のようなものもあります。我が家でも何種類か購入して、コットンにつけて患部を毎日拭きました。

一方で、パックちゃんの方は、口回りだけだったので軟膏だけ処方してもらっていたのですが、口回りに軟膏だけだとニャンコがすぐに舐めてしまうので、一応除菌の手助けに患部を抗菌水で拭いていたのです。そのお陰か3週間程度で元通りでした。

抗菌水で除菌

真菌はどこにでもいるカビの一種なので、部屋の特ににニャンコ達の入りそうな場所を綺麗にすることが大切なようです。特に窓枠など結露してカビているとか、水回りやニャンコ達の食器の消毒など気を付けています。

空気清浄機も防カビ対応のものにし、特に1階は除湿器も置くようにしています。ニャンコ達の行動は制限できないので、家の中を掃除することしか対策はないかなと思います。ちなみに余談ですが、真菌は人間にも感染します。

4)人にもうつります・・

パックちゃんはママが寝ているときに甘えて顔や耳を毎日「ちゅぱちゅぱ」しています。もうお分かりと思いますが、ママも頬っぺたが真菌に感染しました。赤くリング状にかぶれたようになるのですが、もの凄く痒いそうです。猫にも人にも感染するので、猫→人→猫→人というループもあるそうです。真菌にかかったら人もにゃんこも家も徹底的に対策して治療をするのが重要なのです。

マメ知識)

  • 真菌対策にかかったら、可哀そうだけど丸刈りにして感染箇所を特定して徹底的に治すことが大切。    
  • 家の中のニャンコが行動しそうな場所の除菌を行う。  
  • 食器も清潔にする。  
  • カビ対策に空気清浄機も有効  
  • 真菌は人にも感染するので、同時にケアする必要がある。