害虫対策 その2

本日のねこのび(ねこのびギャラリーへ)

マロンちゃん、なにかみつけてのび~

こんにちは、nekonobiです。
今日は、ニャンコの害虫対策についてお話します。ニャンコに余計な病気のもとになり、不快を与える害虫対策は是非やっておきたいですね。でも色々ある中からどれを選べばよいやら、今日は我が家のにゃんずの害虫対策についてまとめました。

1)害虫対策の必要性

害虫対策ですが、完全室内外でもやっぱり必要だと思います。家の中にもダニや蚊はいますし、どこでどんな経路で何に感染するかわかりません。完全に防ぐ手段がない以上、大切な愛猫のためにできることはしておきたいと思います。年一回の予防接種、害虫駆除予防、健康診断(我が家はアニマルドッグ受診してます)、それ以外にもごはんやグッズを保管している場所の防虫など、できることはたくさんあります。
害虫対策については、かかりつけの動物病院の先生と相談して、4月~11月行なっています(年によって暖かくなってきていれば、3月くらいから始めた方が良いかもしれません。)昨年まではブロードラインを行っていまっしたが、今年からブロードラインとレボリューションプラス(新製品)を交互に行うようにしてます。

新しく効能が増えたレボリューションプラス

2)駆除薬の種類と効能

駆除薬は色々な種類がありますが、普通にペットショップで売っているものもあれば動物病院などで処方してくれるものもあります。体重による使用料や副作用のリスクもありますので、できるだけ獣医師に診てもらい処方してもらうことをお勧めします。以下は、動物医薬品に類する駆除薬を紹介比較してみます。
※動物医薬品は基本ペットショップでは購入できません。ネット通販で売ってますが、リスクを考えるとお勧めはしません。類似品もたくさんあるみたいです。
①フロントライン
 効能範囲:ノミ、マダニの駆除
②フロントラインプラス
 効能範囲:ノミ、マダニの駆除
 (成虫だけでなく、卵や幼虫の成長を抑制する効果がプラスされています)
③ブロードライン
 効能範囲:ノミ、マダニ、フィラリア、回虫、条虫、鉤虫の駆除
(成虫だけでなく、卵や幼虫の成長を抑制する効果がプラスされています)
④レボリューション
 効能範囲:ノミ、フィラリア、ミミヒゼンダニ、回虫の駆除
(成虫だけでなく、卵や幼虫の成長を抑制する効果がプラスされています)
⑤レボリューションプラス
 効能範囲:ノミ、マダニ、フィラリア、ミミヒゼンダニ、回虫、鉤虫の駆除
(成虫だけでなく、卵や幼虫の成長を抑制する効果がプラスされています)
今まで③のブロードラインが一番効果範囲が広くオールインワンの万能薬だと言われてきたようですが、レボリューションプラスが出たことによってレボリューションにもマダニ駆除効果がつき、ミミヒゼンダニの効果もあることから、⑤のレボリューションプラスも拮抗してきました、違いはミミヒゼンダニと条虫の部分です。条虫については実はマダニ駆除ができれば防げる可能性が高いそうです。ですので⑤のレボリューションプラスが一番効果範囲が広いと言えます。
しかし、ねこのびファミリーは心配性なので、条虫の感染経路がマダニ以外になにかの拍子にありえたらとか考えてしまうため、万全をきすために③ブロードラインと⑤レボリューションプラスを交互に行う方式にすることにしました。もちろんかかりつけの獣医さんと相談の上です。お散歩や展示会、キャットショーなど外出機会の多いソマにゃんずですので、鉄壁のディフェンスでいきたいと思います。

害虫駆除薬を付けてもらってるパックちゃん

3)効能以外の違い

次に効能以外の違いですが、ブロードラインとレボリューションプラスについて、紹介します。効能については前述で述べましたが、実は値段が結構違います。レボリューションプラスはブロードラインに比べて安価です。動物病院で処方して付けてもらうのに大体半分近いお値段です。3にゃんいるnekonobi家にとっては大きな違いです。しかしやはり効果が違う以上、にゃんずの健康のために交互に行うのは続けるつもりです。
さらにレボリューションプラスのメリットはもうひとつあります。乾きが早いのです。ブロードラインは乾くまで2日ほどかかります。実際には乾いているのかもしれませんが、何となく湿った感じがしばらく続くのです。それに比べレボリューションプラスの乾きの早いこと。付けてもらって1時間もしないうちにさらさらになってます。舐めてしまう危険性にこの見た目がどの程度違いがあるのかはわかりませんが、なんとなく安心なのは事実です。ということで、にゃんずはブロードラインとレボリューションプラスを交互に行っていますが、お勧めはレボリューションプラスです。完全室内飼いであればレボリューションプラスでほぼ万能と言えるでしょう。ただし、体質によっての相性もあるので、獣医師さんと相談されるのがお勧めですので、あくまでも参考としてお考え下さい。

外出するので対策は必須です。

4)その他の対策

我が家では、害虫駆除対策以外にも害虫対策はしています。にゃんずの口に入る食糧の管理です。せっかく外からの予防対策しても、食べ物がダニだらけでは心配になります。なのでにゃんずの食糧を入れる場所も対策をしています。これは単純なことで毎月食糧を全部保管箱から出して、保管箱にダニ除けスプレー(化学殺虫成分不使用)を行うだけです。これだけで安心感があります。また室内の湿度・温度管理も行っています。

ダニ除け(化学成分不使用)

マメ知識)

  • 薬は効能だけではなくリスクもあるし体重などで量もかわるので、獣医師と相談して決めましょう
  • 効能以外にも速乾なのは嬉しい
  • 値段が結構違う
  • 食糧保管にも気を使ってあげましょう

大切なにゃんこにいつまでも健康でいてもらいたい。一緒におでかけもしたい。愛猫の健康を守れるのは飼い主だけですので、これからも頑張って勉強したいと思います。新しいのどんどん出ますので。