ネコと暮らすための知識について

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マロンちゃん、爪とぎの上で手を伸ばしてびろ~ん

こんにちは、nekonobiです。
今日はニャンコと暮らすために必要な知識について昔の自分と比較して考えてみました。ニャンコと暮らす上でお互いにより良い関係で過ごすには、やはり知識は必要だと思いまでは、どんな知識が必要なのでしょうか?
私の実体験をもとにお話ししたいと思います。

子供の頃も猫を飼っていました。当時はまったくニャンコに関する知識はありませんでした。あったのはニャンコってこんな感じだよねというイメージだけでした。可愛そうなことをしていたのかと今になって考えてしまいます。

昔飼っていたニャンコは、雑種で私が拾ってきた三毛猫を親が親戚に預けていたのですが、そのニャンコの子供をどうしても飼いたいと言って飼うことになったのです。親からも自分で世話をしなさいと言われ、ご飯からトイレまで自分で世話をしていました。

当時はペットショップなどでネコのごはんを買うなど考えもせず、自分のニャンコに対するイメージだけで世話をしていました。そのニャンコは13年一緒に暮らしていましたが、度々尿路結石などで痛い思いをさせてしまいました。当時のことを振り返り今との違いを考えてみます。

1)ごはんについて

ニャンコと言えば「魚」、当時はこのイメージしかありませんでした。お刺身、焼き魚、缶詰や魚の加工食品、など身近で手に入るものを与えていました。もちろんそれしか知らないニャンコは喜んで食べていたと思います。しかし、知識がないため人が食べるものをあげてしまっていたのです。

自分がご飯食べるときにおかずを交互に食べたり、カマボコやちくわなどもおやつ代わりにあげていました。もちろん分量も考えずにです。

結果、何度か尿路結石になってしまいました。そこではじめてあげてはいけないものがあるとわかったのです。

 で、いまはですが、

本来、ニャンコって肉食なのですよね。マロンちゃんはチキンやビーフの肉系のフードしか食べてくれません。最近やっとカツオ系のフードは食べてくれるようになりました。パックちゃんとプリンちゃんはマグロ系のフードも食べますが、喰いつきはイマイチです。

人が食べるものは塩分など成分に問題があることが多いので、欲しがってもあげないようにしています。(プリンちゃんは強引に奪っていくことがありますが・・)

総合栄養食のカリカリと、飽きないようにウェットフードをローテーションを加えてあげるようにしています。避妊・去勢後は太りやすくなるので、体重が増えすぎないように分量の調整もしています。

長く一緒にいたいので、展示会などで説明も聞いてニャンコの好みも考えてフード選びをしています。マロンちゃん、パックちゃん、プリンちゃんで歳も体重も違うので、それぞれに応じた分量を量って調整してあげています。

主食のカリカリは ロイヤルカナンの「味わい」と「アロマ」をベースに
総合栄養食のウェットを日替わりで変えて添えます。
おやつ多めの時は一般食のウェットに変えます。
それでも飽きてくるので、喰いつき悪いときはふりかけの登場です。

2)トイレについて

トイレについてもあまり考えていませんでした。子供の頃は集合住宅でしたので、ベランダにトイレを置き、ニャンコがトイレに行きたいとアピールするとドアを開けてあげるという感じでした。しかも猫砂もなく、新聞紙など細かく切って砂替わりにしていました。

今にして思えば、私がいないときどうしていたのか?あのトイレは気に入ってくれていたのか?など可哀そうだったと思います。

で、いまは、

ニャンコの数+1。
四つのトイレを用意し、ニャンコが使ったらすぐに片付けるようにしています。あんまり片付けるのが早いからか、マロンはトイレの後砂をかけずに私たちのところにきてお尻を持ち上げて拭いてくれとせがみます。

パックは自分以外がしたトイレでも片付けが遅いと砂をかける素振りをして、早く片付けてとアピールします。

それ以外にも外出用の携帯トイレや、少し長めの不在時用に予備のトイレも準備してあります。トイレはニャンコのストレスにも影響するので、できるだけ清潔に保ってあげたいですね。

大きなトイレ×2.だいぶ大きくなったパックちゃん(現在5.4kg)でも楽々サイズ。
少しちいさめトイレ×2.小さめながら気に入っているようで、使用頻度高いです。籠りたいのでしょうか?
旅行の時などの予備トイレ
車に積み込みようの蓋つきトイレ(適当なプラスティックBOXを利用してます。)

3)ブラッシング

子供のころはやったことがありませんでした。短毛の子でしたが、一度もありません。よく毛玉を吐いてました。ネコ草も知らな買ったので、ニャンコは観葉植物を食べてました。今にして思えば観葉植物はネコに毒のものもあるのに。いまはコミュニケーションの一環としても大事な時間と考えています。毛玉対策としても重要です。動物病院の先生にも、毛玉を吐くのは体力的にも負担になるし、ストレスにもなるので猫草などで吐かせるのではなく、できるだけフードを工夫して便としてでるようにしてほしいと言われています。無塩バターを小指の爪先程度あげると便として出やすいと教わりました。ブラッシングで余分な毛をとり、毛づくろいで飲み込まないようにしてあげるのも大切です。丁寧にマッサージ感覚でブラッシングしてあげるとニャンコもゴロゴロと本当に気持ちよさそうな顔して喜んでくれます。※ブラッシングについては、「ニャンコの抜け毛対策について」
を参照ください。

今日はニャンコ達の抜け毛対策についてお話します。ニャンコ達の抜け毛対策は大切ですよね。放置してくと衛生面・健康面と、人にもニャンコ達にも悪影響があります。特に我が家のニャンコ達はソマリ(長毛種)なので、換毛期の抜け毛対策は必須です。

4)お水

昔は何も考えず普通に器に水道水をくんであげていました。いまはニャンコの給水器を複数用意してあげています。定期的にフィルター交換と2日に一度は水の交換もしています。昔は知らなかったのですが、水もミネラルなどの多い天然水系はNGで水道水から余計なものをフィルターで除くことが望ましいようです。ミネラル0の猫用水素水というのも売られています。

少しおおきめなメイン給水器。
何かあった時のための予備給水器

5)予防

ニャンコ達が余計な病気にかからないように予防に関する知識も必要でしょう。仔猫のうちに大きな病気がないか検査してあげることも大事ですが、毎年の予防接種健康診断、暖かい時期は毎月のノミ・ダニ・蚊などの害虫予防も大切です。
 (4月から11月くらいまでは毎月やってあげた方が良いようです。)

毎月の害虫予防は自分でもできますが、我が家は動物病院の先生とのコミュニケーションも考え、病院でやってもらっています。病院のものは少し強力で寄生虫への効果もあるようですので、寄生虫対策にもなります。

3人のヘルスケア記録。 予防接種や害虫ケアや通院歴が記録されてます。

昔と今では情報量が違いますので、少しの努力でニャンコにとってより良い環境を与えてあげることができます。子供のころ飼っていた子にしてあげられなかった分まで、今の子たちにはしてあげたいと思ってます。まだまだ楽しいニャンコ達との生活のために学んでいきたいと思います。

マメ知識)

  • ネコは肉食です。塩分も良くないので人の食べ物は避けましょう。  
  • カマボコなどの練り物も良くないようです。  
  • ウェットは総合栄養食と一般食(総合栄養食と一緒に追加であげるもの)があります。  
  • 避妊・去勢後は太りやすいので、カロリーを考えてあげましょう。代謝を上げて避妊去勢後でも太りにくくするフードもあります。我が家もロイヤルカナンに混ぜて使います。    
  • トイレはニャンコの数+1が良い。片付けが遅れるときは、予備を出してあげた方がいいでしょう。    
  • 万が一の時のために外でのトイレもできるようにした方が良いでしょう。  
  • 水は給水器のようなフィルターで不純物が除去できるもので、マメに水を交換してあげると良いでしょう。    
  • ブラッシングはコミュニケーションにもなるので、特に換毛期はマメに行いましょう。ニャンコの気持ちよいと思う道具を使い時間をかけて、触れ合うのが良いです。    
  • ヘルスケアの記録をとっておくと、色々と気づきやすいです。きちんと記録してあげましょう。