本日のねこのび(ねこのびギャラリーへ)

こんにちは、nekonobiです。
今日はパックちゃんの幼少期のお話です。仔猫と遊ぶのって楽しいですよね。動きがぎこちなく真剣でまん丸な目でひたすら遊んでる姿は癒し以外のなにものでもありません。ついついこちらも夢中になって遊んでしまいます。そんな中での失敗談のお話です。

1)仔猫はよく遊ぶ
パックちゃんが来て数日がたっての頃です。マロンちゃんは女の子でしたので、よく遊ぶのですがまだまだおとなしかったのです。ソマリという猫はもともとアビシニアンの変異種(長毛化)したもので、運動量の多いニャンコなのです。特に男の子はかなりの運動量です。(もちろん個体差はあると思いますが・・・)
私たちもマロンちゃんも仔猫と遊ぶのが楽しく、特にマロンちゃんがパックちゃんと戯れる姿が可愛くて長時間遊んでしまったのです。パックちゃんの方も狭いゲージから出て走り回れるのがとても楽しいらしく休むことなく飛び回っていました。

2)前触れなく突然倒れる
ゲージから出して3時間くらいしたころでしょうか、突然パックちゃんが前触れもなくパタッと・・。
急に眠ってしまったのかと思って、ゲージに戻し寝かせたのですが、あまりにも反応がなくて心配になりました。寝ているにしても抱き上げてもぐったりとしているだけで、目も開けてくれません。

見ていない一瞬でなにか重大なことでもあったのか?(どこかに頭でも酷くぶつけたのかなど。マロンちゃんは仔猫のころ遊んでいる最中に テーブルに 頭をぶつけて、片目だけ瞳孔が開きっぱなしにったことがありました。)、それともマロンちゃんが強く噛んでしまったとか?
あれこれ考えましたが、そんな激しい音もしなかったし怪我をしている様子もないし、自分たちでは対処できないなにか重大事があったのだと思いました。
3)相談できるなら、すぐ動物病院へ相談
あわててすぐ近くの動物病院に連れていき診てもらうと、先生が笑いながら先生「これは・・、電池切れですね」と、
私「は?」
私「電池切れ?おもちゃ?」
と思っていると再び先生が
先生「いや、エネルギー切れですよ。遊びすぎて体力が尽きちゃったんですよ。ブドウ糖でも注射しておきましょう。」と言い、動かないパックの首筋をちょいと摘まんで注射をぷすっと。
ほんの数秒くらいでしょうか?
動かなかったパックが再びむくっと起き上がりまわりをキョロキョロとしはじめました。
私「驚かすなよ~。よかった~」
とため息をつきパックを抱き寄せました。パックは腕の中でブルンブルン言っています。
先生から、「仔猫は自分の体力がわからず倒れるまで遊んでしまうので、きちんと休ませてあげてくださいね」と言われ、
「はい、気を付けます」と反省して帰りました。
それにしてもほんとにスイッチをオンオフしたように動きが止まり、また動き出すというまるで電池で動くぬいぐるみを思わせる出来事でした。それ以来は30分くらいでいったん休ませるようにしていました。
そんなパックちゃんもいまでは我が家で一番身体も大きく、よく食べよく遊ぶわんぱくな子に育っています。体力があり余っているのか走り回るだけでなく飛び回るという表現が正しいくらいです。階段降りるときは壁を走って降りていきます。ほぼ落下しているのではないかというスピードで降りて行きます。今では体力切れの心配をする必要はありませんが、落下や着地失敗で怪我をしないか心配です。
マメ知識)
- 仔猫はエネルギー切れで死んだように動かなくなることがある。
(ブドウ糖で回復しました。) - 元気に遊んでいても定期的にゲージに戻し、少し休ませること。
(子猫は倒れるまで遊んでしまいますので。) - 心配な時は、動物病院へ。
(寝ているだけと放っておいていたら、本当に死んでしまっていたかもしれません。)
仔猫は可愛くていくらでも遊んであげたいですが、やはり飼い主が自制しないといけないですね。深く反省しております。