本日のねこのび(ねこのびギャラリーへ)
こんにちは、nekonobiです。
今日はニャンコのストレスについてお話します。日々私たちを癒してくれているニャンコ達は、色々なことでストレスを感じるようです。いつも可愛いな~と思っていても、ニャンコ達は我慢強く耐えているのです。
そうニャンコ達はとても我慢強いのです。 なので、いきなり体調を崩したと思っていても、日々のストレスを蓄積させてしまったことが 原因だったりします。
では、どんなことにニャンコ達はストレスを感じるのでしょう。
我が家のニャンコ達と暮らしていて感じたことを記していきたいと思います。
1)食事
- 食事の量と質
人でも食事に不満があると不機嫌になります。我が家のニャンコ達からも食事への不満はでます。出ると言っても直接文句言うわけではありません。食事への喰いつきの良さ悪さにでるのです。嬉しいときはあっという間になくなりますが、不満な時は何時間たってもなくなりません。ごはんが残っていても、おやつをねだります。そこで我が家では、ベースのカリカリの配分は少しづつ変化させます。Hillsの避妊・去勢後+ロイヤルカナン(味わいorアロマ)などで、調整します。いきなり変えるとお腹を壊したりしますので、少しづつ変化させます。そこにウェットを2種類加えます。 10種類くらい好みのものを用意しておいてローテーションしてます。あとはささみもしくは鰹節ふりかけなどで変化を加えます。 - 毛玉ケア
毛玉を吐くのはやはり体力がいるようです。毛玉吐いた後など元気のないこともあります。特にプリンちゃん身体が小さいせいかわりと吐きます。がつがつ何でも食べるのですが、カリカリの粒が大きいものが多いと吐くことが多いようです。そこでプリンちゃんのカリカリは少し粒が小さなロイヤルカナンのアロマが中心です。それとウェットのローテーションの中には、ヘアボールケアのものも入れてます。オヤツにもヘアボールケアのものをあげることがあります。それとこのブログで何度かご紹介していますが、動物病院の先生から教えていただいた無塩バターを少量定期的にあげています。これでだいぶ毛玉を吐くことが少なくなりました。
2)環境要素
- 環境変化
ニャンコ達は環境の変化にも敏感です。我が家のニャンコ達は引っ越しは経験していませんが、大きく模様替えなどは行ったことがあります。ニャンコ達は、自分のお気に入りの場所がありますので、その変化は敏感に感じ取ります。お気に入りの場所へのアクセスやその場所自体がなくなったら、ストレスになります。ニャンコ達は家の中の空間を感覚的に把握しているようですので、環境がかわるとそのやり直しが済むまで落ち着きかなくなります。以前リビングの配置を大きく変えたときは、パックちゃんが相当念入りにチェックを繰り返していました。 - 過ごしやすい環境か
室温や明暗などニャンコが過ごしやすい環境が整っているかです。我が家のニャンコ達はソマリという猫種ですが、適温は25度前後だそうです。ただし個体差があります。マロンちゃんは寒がりで、パックちゃんは暑がりです。プリンちゃんについては、正直暑がりなのか寒がりなのかよくわからにところがあります。どこにいても平気な顔しているのです。恐らく暑がりな部類だと思うのですが、もう少し観察が必要です。我が家はリビングのエアコンを27度設定にして、ドアをあけておきます。リビングが2階なので、1階には冷気が降りていき、3階には登っていきません。好きな温度の場所にニャンコがいれるようにしてあげています。暗くて隠れられる場所なども必要です。落ち着きたいときは暗くて狭い場所を好みますのでそういった環境があるかも大切です。 - 楽しめる環境か
留守番をすることが多いニャンコ達ですので、自分たちで楽しめる環境かも重要です。窓辺など好きですので、窓から外がみれるようにしてあげることも必要です。あまり日差しが強い日は遮光カーテンを閉めていきますが、そうではない日は開けていきます。ニャンコ達は窓辺で外を眺めて楽しんでいます。バルコニーに草花を置いておくと蝶々などがきますので、楽しそうにカカカカやって興奮しています。 - トイレや爪とぎなど
トイレや爪とぎもニャンコ達のストレスに大きく影響します。トイレの数はニャンコの数+1用意して、出かける前と帰宅後はすぐにトイレを掃除してあげます。爪とぎも好き嫌いがあるようです。以前は色んな所で爪を研がれましたが、どうやら爪とぎが気にらなかったようです。少し背が高めのがっしりとした爪とぎを置いたら、そこ意外では爪を研がなくなりました。こんな簡単なことで?という感じで驚きました。 - 十分な運動ができるか?
環境的に運動が十分できる環境かも大切です。我が家は幸い3階建てなので、階段の昇り降りがかなりの運動になっているようです。ニャンコ達には縦の運動が重要なので、上下に動ける環境が必要になります。その他天井まであるキャットタワーなども活躍しています。
3)コミュニケーション不足
- 毎日遊んであげているか?
我が家ではニャンコ達とは1日10分~20分でも必ず遊ぶようにしています。忙しくても、ニャンコ達には関係ありませんので眠い目をこすりながらでも夫婦二人でなんとか遊びます。もちろん本来楽しいことなので、時間があるときはたくさん遊びます。ここで気を付けなくてはいけないのが、上の子は下の子に譲ってしまうということです。逆に下の子は上の子に遠慮しません。(我が家ではそういう関係になっています)結果、マロンちゃんはほとんど遊べなくなり、プリんちゃんはたっぷり遊べます。それが当たり前になっているので、マロンちゃんが遊びたいときでも遠慮なく割り込んできます。本来みんな仲良く遊んでくれればいいのですが、どうしてもじゃれ方に温度差があるので、中々みんな仲良く一緒にとはいきません。そのストレスでマロンちゃんからいら立ちを感じる時もあります。そのことが原因でパックちゃんと小競り合いになることも、ごくまれにエスカレートして大声で威嚇しあっているときはぞっとします。お互いをなだめてあげると、暫くして一緒に寝ていたりするのを見てほっとします。できるだけ、そうならないようにたまに各ニャンコを隔離して、部屋に閉じこもって遊んであげる時間を作ります。 - 甘えたいときに甘えさせてあげているか?
甘えることに関してもケアが必要です。人間に甘える時の甘え方も個性があります。マロンちゃん、プリンちゃんは割と甘える時はストレートです。マロンちゃんは毎日コームおねだりしてきますし、おんぶされてパパの頭をつかんで毛繕いしたりとハッキリと甘えを表現します。プリンちゃんは自由気ままに自分のタイミングで肩に乗ったり、スリスリしたり甘えてきます。それに比べ、パックちゃんは時と場所を選びます。甘える場所は1階奥の部屋か寝室と場所が決まっています。他のニャンコがいる時はあまり甘えません。こっそりと夜中にパパママの枕元を巡回し、ゴロゴロスリスリちゅぱちゅぱふみふみと熱烈な甘えを見せます。でも普段甘えないからといって甘えたくないわけではないことは他の子が甘えているときのパックちゃんの目をみればわかります。我慢しているのです。なので甘えてきたときはこちらも全力でかまってあげます。
4)ニャンコ同士
- ニャンコ同士の仲が良いか?
これはもともとの相性だけではなく、だんだんと構築されていくニャンコ同士の立ち位置も含めてです。我が家のニャンずも3)で話した遊びや甘えの時間のストレスで一触即発になることがあります。人が十分ケアしてみてあげていないと、いつの間にか取り返しの付かない関係になってしまうのではと感じることがあります。今のところ距離感が取れて仲良くできていますので、なんとかこの良好な関係を継続できるように配慮していきたいと思います。ちなみに我が家では、マロンちゃんとパックちゃんがプリンちゃんを挟んで微妙になることが多いです。プリンちゃんにはお互い優しくするのですが、そのストレスがマロンちゃん=パックちゃんの関係に影響するのです。その気配を感じたり、喧嘩が始まったらできるだけ隔離して、個別になだめます。落ち着くまで、よしよしして話しかけてゴロゴロいうのを待ちます。そのあと一緒にオヤツあげたりして仲直りです。
- それぞれのスペースが確保できているか?
やはり多頭買いですと喧嘩もありますので、そういう時にそれぞれが落ち着ける場所が必要になります。マロンちゃんはリビングが主で、パックちゃんは1階奥の部屋が自分のスペースと決めているようです。そこではお互いに優先しあっているように見えます。プリンちゃんは全く空気読みませんが、マロンちゃんもパックちゃんも許しているようですので、いましばらくは大丈夫でしょう。もう少し大きくなったらプリンちゃんも自分のスペースを主張するのかもしれません。数が増えるたびに一部屋ずつニャンコ達に差し出しています。
5)その他
1)~4)以外にも、こんな時にもストレスを感じていました。
- 新しい仔をお迎えした時
マロンちゃんはパックちゃんがきて少しして血便が続きました。パックちゃんはプリンちゃんが来た時、ストレスから便秘になり尿道圧迫してオシッコがでなくなり死にかけました。新しい仔を迎える時先住の子がどう感じるかを十分ケアして先住優先にしてあげることが新しい仔が大切にされる関係を生みます。 - 自由に行動できない時
最近の傾向ですが、自分たちが忙しくて暫く構っていないからと、リビングのドア締め切りとかにすると、ニャンコ達にストレスが溜まるようです。これについては完全に自分たちの我がままでニャンコ達に可哀そうなことをしました。ニャンコ達もストレスをコントロールしようとお互いに色々な行動をしていますので、それを邪魔する行為は絶対にやめましょう。
マメ知識)
- ごはんはニャンコ達の嗜好、量、栄養、体調はもとより飽きないように工夫もしましょう。(贅沢ではありません、自分たちの食事と同じように考えましょう)
- 環境は、ニャンコ達が過ごしやすく、楽しく、運動ができるよう配慮しましょう。
- 毎日のコミュニケーションは大切です。遊ぶ時間、甘えさせる時間を十分にとりましょう。(ニャンコによって主張の仕方は個性がでますので、しっかり読み取りましょう)
- ニャンコ同士の関係にも目を向けましょう。
- 新しい仔を迎える時は十分なケアが必要です。先住の仔優先です。
- ニャンコ達自身のストレス管理行動を考えてあげましょう。邪魔しないように。
いつも私達を癒してくれるニャンコ達。 そのニャンコ達のストレスは人が気づいて解消してげたいですね。